浜松市の保育園に入りたい!押さえておきたい待機児童と保留児童の知識

浜松市の保育園に入りたい!押さえておきたい待機児童と保留児童の知識

浜松市の保育園の待機児童数はどれぐらい?

2019年4月1日時点の浜松市の待機児童数は31人でした。かつて浜松市の待機児童数は、静岡県全体の待機児童数の半数以上を浜松市が占め、静岡県内で1位、全国の市町村でも6位に入っていました。

待機児童数は、子どもの年齢によってもバラツキがあります。最も希望者が多いのは1歳児、次いで2歳児となっています。

2016年4月入園の募集では、フルタイム勤務でも認可保育園に入れない人がいました。反対に4歳児、5歳児は定員割れを起こしたように、子どもの年齢によってかなりアンバランスな状態になっています。

待機児童に含まれない保留児童数はどれぐらい?

2019年は待機児童数が大幅に減ったことから、保育所の増設などの施策が実を結んだと報道されています。一方、「特定の保育所を利用したい」といった理由で、待機児童にカウントされない「保留児童」は446人。

浜松市は、2020年度は県内最多の待機児童数の汚名を返上するため、現状の500人以上の定員増で対応したいとしています。

ただし、2019年10月に実施された幼保無償化の影響で保育需要が増えるとの予想もあるため、引き続き対策に努める意向です。

浜松市が取り組んでいる待機児童対策の内容

浜松市が取り組んでいる主な待機児童対策は、私立保育所の新設と増改築による定員拡大です。2020年4月には新しく3つの保育園がオープンする予定となっています。

また、0〜2歳児を預かる地域型保育事業所の拡充にも力を入れています。地域型保育事業は、家庭的な環境で少人数でのきめ細やかな保育や、地域のニーズに合った保育が特徴です。

地域型保育園を利用できるのは2歳児までですが、3才児以降は連携園に優先的に入園できる仕組みとなっています。保活の選択肢の一つとして考えてみても良いかもしれません。

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